まめはな

My Dear

第3話「2つの心」

あとがき

2006年6月13日開始、2006年12月8日完結。

半年もかかってしまいました。
いつもいつも時間がかかりすぎだと思います。すみません。
それでもお付き合いくださっている方々、ありがとうございます。

以下はあとがきというか言い訳や愚痴みたいなものです。

第3話は後半部分が描いていてとても辛かったです。
途中で弱音を吐きたいくらい、ずとーんと沈んだ気持ちになりました。

元々、なんて想いが通じ合わない2人なんだろう〜切なくなるよ、という気持ちで描いていたこの作品なのですが、あまりにも気持ちが通じ合えなくて、切なさを通り越して胸が苦しくなってきました。
(話を考えている時や下描きの時にはそんなことなかったのですが。)
かわいそうだよ、佐屋ちゃん。
肉体的にも酷い事されていますが、わかってもらえない、信じてもらえないという精神的なところが辛くて辛くて。
そう思い始めたらなかなか筆が進まなくて苦労しました。

でもこのまま頓挫してしまったら、彼女がかわいそうなまま終わってしまう、早く幸せにしてあげねばと思い直し続きを描くことが出来ました。
とはいえこれからもう少し別れの時間が続くので、かわいそうな状態は続くのですが。
少しでも早く続きを描いて幸せな笑顔にしてあげたいと思います。

話は変わり、1つものすごく悩んだところがありまして。
それが「愛しています」というセリフ。(32ページ)
はじめは「好きです」だったのですが、それだといまいち流れが悪いというか何と言うか。
ですが、私にとって「愛している」というセリフはかなりの重みがあって、よほどのことがないと使いたくはないという思いがありまして。
「好き」よりももっと好きという、そんな意味合いで受け捉えられるのは嫌で使いたくなかったのです。
あれこれさんざん悩んだのですが、結局は他にいい言葉が思いつかず使ってしまいました。
ここに関してはこの先もずっと気になっていくと思います。

以上が描いている時にずっと気にしていたことでした。
書いてちょっと落ち着きました。

次回は3.5話。準備を何もしていないので、いつごろからはじめられるのかまだわかりません。
エロのない話になると思います。
…というか、もうエロには期待しないでください。ごめんなさい。

ここまで読んでくださってありがとうございます。